こんにちは。リカノリです。
ポケモンSMのS1お疲れ様でした。新しいポケモンが増え、既存の強ポケモンが弱体化されました。6世代からがらりと変わった新しい環境となりましたが、個人的には楽しく、難しかったです。
今回はS1で使用した構築の記事です。

ポケモン名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
ガルーラ | メガストーン | 捨て身タックル | ブレイククロー | 岩石封じ | 地震 |
ガブリアス | 拘りスカーフ | 逆鱗 | 地震 | ストーンエッジ | 炎の牙 |
ゲンガー | メガストーン | 祟り目 | ヘドロ爆弾 | 鬼火 | 滅びの歌 |
テッカグヤ | ゴツゴツメット | ギガドレイン | 火炎放射 | めざめるパワー氷 | 宿り木の種 |
カプ・コケコ | 電気Z | 10万ボルト | マジカルシャイン | 草結び | 瞑想 |
ラプラス | 突撃チョッキ | 波乗り | フリーズドライ | 氷の礫 | 絶対零度 |
最高レート 2077
最終レート 2058 160位 でした。

<構築における採用順>6世代ではガルーラガブリアスゲンガー+ボルトロススイクンバシャーモという、所謂"厨パ"と言われる構築が完成度が高いと感じていました。7世代でも通用すると考えボルトロスの枠をカプ・コケコ、スイクンの枠をラプラスで置き換えました。最後に地面の一貫を切れて構築全体で苦手とするメガボーマンダとメガハッサムに強いテッカグヤを採用し、構築を完成させました。
<構築を組んだ経緯>使いたいポケモンが使えず、シーズン1の時期は忙しく対戦数を多くこなすことができないと思ったため、既存の強いPTを新しい環境に合わせて調整して戦おうと考えました。
<個別解説>
メガガルーラ@メガストーン:肝っ玉→親子愛183-161-110-*-115-116(メガ進化前):いじっぱり
ブレイククロー/捨て身タックル/岩石封じ/地震
調整を頂いたサイト忘れました(^O^)いろいろ微妙に耐えるはずです。
弱体化を受けてなお強かったです。ただ6世代の頃のような圧倒的な強さではなくなりました。岩石封じで裏のポケモンを楽にしたり、ブレイククローで受けポケモンを破壊したり、捨て身を受けきれない選出を咎めたりするなど暴れる試合では大暴れするのでゲンガーとの選出の選択が重要でした。
ガブリアス@拘りスカーフ:鮫肌183-182(252)-115-x-106(4)-169(252):陽気
逆鱗/地震/ストーンエッジ/炎の牙
A,S:最大 D:余り
強いポケモンです。ガブリアスは環境にずっと居続けたため、ミラーを意識して陽気で採用しました。このポケモンが一貫しそうなPTに対してはメガゲンガーで障害をキャッチし、ガブリアスを通してEASYWINをしていました。このポケモンが対戦環境からいなくなることはないでしょう。
メガゲンガー@メガストーン:呪われボディ→影ふみ167(252)-*-80(4)-150-96-178(252)(メガ進化前):臆病
祟り目/ヘドロ爆弾/鬼火/滅びの歌
H,S:最大 B:あまり
純粋に鬼火+祟り目が強かったです。鬼火祟り目ヘドロの3つを確定枠にした場合の残り一つですが、道連れではなく滅びの歌にしました。特定の構築に対して全く勝てないのが嫌だったので採用しましたが、使用回数は3回もなかったと思います。ただ、使用した試合は勝っているので滅びの歌の採用は正解だったと思います。コケコとの同速勝負はどうしようもありません。
テッカグヤ@ゴツゴツメット:ビーストブースト201(228)-x-170(252)-130(20)-122(4)-82(4):図太い
ギガドレイン/火炎放射/目覚めるパワー氷/宿り木の種
参考:
やさい農園(無断なので問題があれば削除します)
最後に補完として採用しました。ゴツメを持った物理受けですが役割集中には弱く、なるべく丁寧に扱うように意識しました。このポケモンでしか相手できないポケモンが何体かいるため選出率は高めでした。ゲンガーの鬼火を入れてから後出しすると宿り木の種などのおかげで信頼できるポケモンだと思います。
カプ・コケコ@電気Z:エレキメイカー145-x-106(4)-147(252)-95-200(252):臆病
10万ボルト/マジカルシャイン/草結び/瞑想
C,S:最大 B:余り
ボルトロスの枠を意識して採用しました。瞑想を入れることでポリゴン2などのポケモンに強くなりました。有利対面で瞑想を積んだ後マンムーやドサイドンで結局止められてしまう事が弱いと感じたので草結びを採用しました。最速にすることで瞑想+電気Zでコケコミラーも勝てたりするので瞑想コケコは個人的には最速一択です。このポケモンのSが130である以上一定の同速勝負はするしかないなと割り切ました。
ラプラス@突撃チョッキ:貯水223(140)-92-117(132)-143(196)-118(20)-83(20):控え目
波乗り/フリーズドライ/氷の礫/絶対零度
参考:
はるといのブロマガ(無断なので問題があれば削除します)
スイクンの枠を意識して採用しました。環境に一定数いる雨パや受けループに対して十分な仕事ができ、使用していてとても強いポケモンだと感じました。また、ギャラ・マンダの龍の舞の起点にならない点も非常に優秀だと感じました。この構築において重要なポケモンでした。このポケモン1体いるだけで特定の構築に圧力が掛かり選出が読みやすくなります。
<基本選出>
+

+α
鬼火撒いた後、カグヤに引いてサイクルを回す選出です。ステロ撒くために初手に出てきたポケモンをゲンガーでとって3vs2の状況を作れれば結構勝てました。

+

+α
相手PTの物理受けが薄く感じたら出しました。ラスト1枠はコケコかラプラスが多めです。

+

+α
受けを重視したPTには絶対零度を押し付けます。バトン展開とかはゲンガーを初手に起きました。
一応基本選出を書きましたが相手のPTに合わせて臨機応変に選出します。
<苦手な構築・ポケモン>ミミッキュ ミミッキュ軸トリル スカーフカプ・テテフ スカーフガブリアス(テッカグヤへの役割集中) パルシェン
<まとめ>S1は特殊な環境でしたが、その環境の中で強いと思える瞑想カプ・コケコとラプラスに気が付くことができたのがレート2000へ上げる要因だったと思います。対面厨パは強く、その構築のメリット・デメリットをS1のうちに知ることができたのが大きな収穫だと思います。ガルーラ軸のPTは更に研究が進み6世代ほどではありませんがTier1になるポテンシャルを感じました。
<謝辞>ガルーラの理想個体を頂いたギンブチさん
ガブリアスの理想個体を頂いたカトゥー君
ゲンガーの孵化余りやポケルスなどたくさんの協力をして頂いたバンリ君
(ちゃんと対価を出してるので搾取じゃないよ!)調整の参考にさせて頂いたブログの方々
S1対戦してくださったみなさん
本当にありがとうございました!来シーズンからはメガユキノオー軸のPTの研究に尽力していこうと思います。
最後まで駄文とお付き合いくださりありがとうございました。